2012-05-26から1日間の記事一覧

『震災はあなたの〈何〉を変えましたか?震災後、あなたは〈何〉を読みましたか?』

松浦理英子のコメントに、え、と思ったのと、阿部和重、田中慎弥のコメントが印象に残ったくらい。

『夢の葬送』佐藤友哉

放射性物質が主人公の短編。先日の作品にくらべ、いまひとつひねりがないし、現実に負けているように思う。勝とうとなんて思ってないだろうが。

『金の櫛』鹿島田真希

賢さ、とか、欲、とか、上昇志向、とかは、ときになぜこんなにも疎ましいのか。たぶん、ときに、だからではないか、そんなふうに思った。

『わたしがいなかった街で』柴崎友香

もう買わないかもとさいきん書いた新潮だが、こういう小説が掲載されたりするから油断ならない。 すごくおおざっぱにいえば、中年にさしかかった独身女性の日常を描いたものといえるのだが、それにしても、この作家の全作品をチェックしているわけではないの…

『新潮』 2012.4 読切作品ほか

ところで私は肛門性交の経験がありません。それに経験がないまま終わりそうです。とくに入れられるのはもう無理です。 と上記のようなことを、男性で同性愛の体験があるひとが3割とかそういうのを最近耳にしてふと思ったのですが、じっさい肛門性交の経験が…