2008-08-12から1日間の記事一覧

『四方田犬彦の月に吠える』四方田犬彦

今回はある日本の映像作家の事を書いていて、日本共産党が主流派、反主流派に分かれていた頃の山村工作隊についての記述だけが興味深く読めた。 いや他の部分が全く興味ないとまでは言わないけど、なんかいつも思うことだけど、このコラム、長いんだよね。そ…

『奴ら』吉田修一

まずは期待通りの作品であると言うことができる。短編か中篇かといわれれば、その中間、いやむしろどちらかというと短編に近い分量でありながら、充分に面白く、つまり読者を先へ先へといざなってくれる。もともと短編系統はより純文学的色彩が強くなりがち…

『新潮』 2008.9 読切作品、コラム

このあいだ時間指定で宅急便を待っていたのですが、なんと5時間遅れ。関西からの荷物で、飛行機が遅れたとかなんとか言い訳されたのですが、本当でしょうか。関西からならクルマの方が便利なような気もするのですが、運送業のことは良く分かりません。飛行…