『最終回』最果タヒ

昔だったら、とくに2年以上前だったらもっと評価したと思うんだけれど、もうなんかこういう、面倒くさい読みを必要とする割にはたいしたことを書いていないように思える小説は、受け付けないときがある。現実と虚構についての考えで、なるほどと思わせるところもあるんだけれどね。