『僕らはハッピーエンドに飢えている』松波太郎

とりあえず読んで笑えるところがあればポイント高しっていう基本的な方針でやっているので。カナダってカナダ語ってははは。
この人は市井のおもろいひとを、まるでそのまんま、こういう人がいてもおかしくないという感じで描くのが上手いよな。知り合いが、バラエティをみていて、「面白いしろうとは芸人なんかよりずっとおもろい」言ってて、まあそれらは厳密にはべつの面白さではあるんで、比べられないけれど、もやもやさま〜ずとか家族に乾杯とか見てるとそう言いたくなる気持ちも分かる。
話がややグローバルであるところもいいし、もてない系の男性が自分に好意を寄せてくれるとどんどんなびいて途中から夢中になってしまうあたりも実感としてよく分かる。