『妹』ミランダ・ジュライ 岸本佐知子訳

この作家の映画をなんとなく最後まで見たが、ハリウッドを知ると、やはり退屈に長く感じてしまう。
この小説も途中は面白いともなんとも言えないが、ラストがいい。「鳩目打ち」が言葉として口に出せるかどうかで以後の道が決まってしまうなんて、如何にもありそうでなさそうで、そんな微妙さがある。