新連載『なずな』堀江敏幸

この独身でなぜか赤子を育てている男性と、彼が親しくしている医者のバツ一娘が、どうみてもいずれは一緒になりそうな予感がしてしまうのは何故だろうか。描き方が上手いという事なんだろうか。
それだけならメロドラマ的小説に過ぎず、男性の境遇をみても今日的な厳しさも感じないのに、なんとなく最後までそれなりに面白く読ませてしまうってのはやっぱ作家としての力があるんだろうな。
暇なとき図書館で読むことにする。


以下はおまけ。『群像』の2月号を整理してしまおうと思ったら読んでない奴があったので簡単にメモ的に。