『資料の読み方』鳥居民

大正天皇の皇后つまり昭和天皇の母への評価(というか史実)をめぐる原武史批判である。こういう問題意識はまったくなかったがなかなか面白い。だから野次馬的興味しかないのかもしれなくて恐縮だが、ぜひ新潮には原氏にもなんか書かせるべきである。でコメントがえられなかったのであればその旨も読者に知らせるべき。でないと鳥居民のこの立論を読者はどう位置づけてよいのか分からないではないか。