元気なリタイア老人たちの第二の人生シリーズとでも言おうか。前には確かヘンな旅行マニアおやじが出てきたのでそれなりに面白かったが、今回は山で自給自足をする老人の話。パソコンもなかなか使えたりする。
あまり変わった人たちという感じはしないところが、ちょっと前作よりは･･･といった所。
ところで、アメリカの総合雑誌にのるような短編ってテイスト的にはこんな感じではないか。私も相当前の翻訳しか知らないから、ぜんぜんその辺詳しくないが。ともあれ、今ひとつ登場人物たちに屈折がないのが不満といえば不満だけど、この手の自足した感じが良いとする人もいるかもしれない。
