2008-04-02から1日間の記事一覧
懐かしい名前、と注目作だったのだが。相変わらず、ちょっとおかしな人(作家)である。感覚でちょっと分からない所がある。自分の中に混じってきた不純な言語を、そう簡単に頭の中から除外して自分だけの確固とした世界に戻れるものなのか?この、一番のク…
先鋭的でアバンギャルドなロック好きらしくそういう名前がけっこう出てきて、最後に、ブコウスキー。なんというかいわゆるサブカルチャー好きの人が書いたサブカルチャー好きの主人公の日常という感じである。ちょっとハードボイルド入ってるこういうものに…
例によって恐らくこれがこの作家の作風なのだろうが、そういう内容であって、いきなり死体が出てくる。ただし、カジュアルなグロという所か。身の毛のよだつ、というか寒寒としたものを読むものに感じさせる所までは至らない。これならば、相手が自殺をする…
黒人がポテトを食べる所から始まって最後まで全編面白いなあ。短編でこれだけ面白いのは滅多にない。放便と近所の家でおきた爆発が重なるところとか、わざわざ閂かけてトイレ掃除をしようとするコンビニの礼儀正しい店員の暖かい眼差しとか、最高です。中高…
評価不能。誰かに後をつけられてる所はなんとか読めたが、その人物が誰かが判明し会話するところで、その会話の不自然さについていけなくなる。評論・エッセイ系はともかく小説については、最後まで読まないで評価するのも不適当かな、と思っていて、という…
構成のよく分からない小説。最初の、3人だけあたまわるい人としてピックアップされたことがあるという昔の生徒時代の回想から入るのだが、結局日本の田舎にいかにもありそうな怪しげなアクセサリーの店を尋ねる話がメインで、前後の繋がりがよく分からない…
最近あまりにも野球に関心が無くなってるので、ヤフーニュースで「桑田引退」の文字を見たとき、ミュージシャンの桑田佳佑の事かと思いました。(正解は桑田真澄) でも、ということは、桑田佳佑の印象も弱くなってたんですね。 短い作品ばかりなので短めに…