『虹色ノート』木下古栗

物語の入りとラストは最高に面白いんだけどな。サクっと纏めると虹色の糞をする男の話だ。青い食べ物食うと青い糞をする。黄色い食べ物を食うと・・・・・・あーあ。
群像の鼎談の担当者は「Tシャツ」だけじゃなくてこちらも取り上げて是非参加者のコメントを読みたかったものだが、こちらのほうが大人しい出来であるのは確か。木下古栗に対する期待が過剰に過ぎるのはわかっているのだが、この若干の抑制、分かりやすさは「すばる」定期購読者を意識したものなのかどうか。