『ピンク色の三角』エレン・クレイジャズ 岸本佐知子・訳

まったく意図していないのに、というか逆の意図なのに、関係に楔を打ち込んでしまう行き違いが、ピンク色の三角というアイテムを触媒にしてうまく描かれている。で、そういう話の中心のポイント以上に、同性愛者へのこの仕打ちはあまりにあまりにひどすぎるな、と思う。