『文學界』2011.4月号

読んだ作品は項目別にしますので、それ以外について以下に。
よしもとばなな・・・読む気なし
内田樹・・・載っている意味がわかりません。何これ?
柄谷×山口対談・・・読んだけど現状分析を行う山口氏と柄谷との展望とのギャップがすごくてついていけません。
高橋×糸井対談・・・この二人が今まであまり対談とかしてこなかったのがうっすら分かる内容。糸井重里は日本が浮かれていたときの中心のような存在だが、デビュー時期が重なる高橋源一郎は、実はあの時期はエッセイ以外は殆ど書いていないような。で、高橋が小説を書き始めると、糸井はコピーライターの仕事を殆どしなくなる。今だって広告っていうのはあるんだけれど、世の中の関心が薄れたらやらない。「かつてラテン文学を読んだのは、そういう動きがあったから」という糸井の発言が象徴的だ。たぶん純文学ほど詰まらないものはないんじゃないかな?