『すばる』 2010.11 すばる文学賞

ずっと気になっていたことがやっと解決した感じがします。
うどんの事です。貧乏を極めていたときは、学校の給食で出るような茹でてある太麺うどんを買ってきて、シャワーの熱湯で湯がいて、一パック100円以下のレトルトカレーと混ぜて食べたものですが、そうゆううどんとは違います。
乾麺です。どう見ても同じような太さの乾麺が指定茹で時間が異なるのはなぜなのか。
なぜかは今もって分かりませんが、太さに比して茹で時間の指定が長いものの方が旨い、というずっと抱いていた仮説が結論に達しました。
というのは、ある乾麺屋さんが細うどんなのに茹で時間10分以上のものを出していて、これが抜群に旨いのです。


スパゲッティもおそらく一緒だと思っています。見た目細いのに茹で時間が長い。そういうものは産地がイタリアでなく、トルコだろうがブラジルだろうが安ければ買っておく。
ところで、バッタ屋的な輸入食材店で見た事がないソースがあるとつい買ってしまうのですが、さいきんスパゲッティは指定茹で時間の4分くらい前に湯から引き上げ、余ったシチューとかスープで煮込んだものばかり食べています。ポトフで煮込んで、オリーブオイルと乾燥バジルを少しかけたものが最近の気に入り。
まあ、こんな食べ方では、その麺のほんとうの美味しさなんかは分からないんでしょうけれども。まあ、キロ当たり500円以上のものは買わないので最初からお呼びではないのでしょう。(しかし、キロ単位で買う人はあまり居ませんか・・・・・・。)


さてこの号の『すばる』はほぼ新人賞のためだけに借りました。中上氏も海猫沢氏も、失礼ですが、こちらの想像を超えるようなものは書いてないだろうなあ、ということで未読。