2010-12-05から1日間の記事一覧

『トロンプルイユの星』米田夕歌里

最初、地震で主人公自らに生じる俯瞰的な特殊な感覚を描く。この感覚が読んでいて落ちてこないというか、どうにも共感を生じないのだが、あとで作者の述べていることを合わせるとそんな事は当初から承知している事らしい。どうも自分は世間の人にはない感覚…

『すばる』 2010.11 すばる文学賞

ずっと気になっていたことがやっと解決した感じがします。 うどんの事です。貧乏を極めていたときは、学校の給食で出るような茹でてある太麺うどんを買ってきて、シャワーの熱湯で湯がいて、一パック100円以下のレトルトカレーと混ぜて食べたものですが、…