『群像』 2009.9 読切作品

ラジオを聴いていたら、ってこればっかですが、小沢が敗れたことが意外だったという人がそこそこいて、ビックリです。
事前の世論調査からすれば、大健闘の部類じゃないんでしょうか。どんなに有能な人でも、一国の顔となるとやはりこれはちょっと違う世界なんだけどな、と私は思うし、小沢本人もずっとそういう考えだったと思うんですが、総理になろうとするなんて、魔がさしたのか余程菅が気に入らなかったのか。
いずれにせよ選挙に強い筈の人がこの失態ですから、もう政治生命も危ういのかと普通は考えますが、代わりの人がいないのか、なんか小沢程度の人にいつまでも期待がいってしまう不幸を感じます。
島田雅彦さんなんかは、この結果をアメリカの陰謀とかいいそうですが、小沢って湾岸戦争のときアメリカの意向をくんで自衛隊派遣に一所懸命な人だったはずで、アメリカにとっては歓迎なんじゃないですかね。というか、こんな程度で陰謀働くほど、今のアメリカに日本にかけるリソースは無いだろうなあ、と。まあ本気で陰謀云々言ってないとは思いますが。


島田雅彦の名前が出たところで、「群像」の彼の単行本の広告での奥泉光の評が目を引きました。
「恋愛ありサスペンスありの、スピード感あふれるエンターテイメント小説
誉め言葉?