『すばる』 2010.9 読切作品

またまたラジオからですが、最近自転車と歩行者の事故が急増していて、なかには高額な賠償金の支払いを命じられるケースも、という話題がありました。
それ聞いた瞬間、ザマーミロ自転車乗りめ!と思わずにはいられなかったワタクシ。いやマジで自転車ほど危ない乗り物はありません。とくに中高生と主婦。彼らに自転車って○○に刃物だわ、と言いたくなる瞬間がすごく多いです。サラリーマンみたいな年代の人に危ない目に合わされたことは余り記憶にないですけどね。
要するにこれ、行政経費とかの問題で実現性は低いから諦めざるを得ませんが、自転車も免許制にすべきなんですよね本来は。だってサラリーマン的な人に自転車の問題運転が少ないってのは、普通免許所有していたりして交通法規をある程度知ってるからでしょう。
たとえば細かい事いうなら、自転車の運転でスピードの出しすぎや信号無視でどうのこうのってのは別に言うつもりはないんです。左右を見て何も気配がなければ信号無視したくもなるでしょう。あるいはただの直線ならスピード出しても構わないかもしれない。逆に信号を守りさえすればいいんだと思っているところがおかしいんです。彼らにとって信号に従うということは、信号のない交差点とか平気で突っ込んできたり、スピードも落とさず曲がっていいという事なんです。つまりは歩行者の延長としてしか考えてないんです自分のことを。とんでもない話です。
ネズミ捕りなんかに精を出してないで、迷惑運転自転車をどんどん取り締まりましょう、キップ切って罰金刑に処しましょう官憲のかたがた。自転車にも罰金が課されるの知らなかったとかゴタゴタ抜かすかもしれませんが、それを機会に知ればいいんです。


あ、そういえば「すばる」ですが、『なずな』終わりましたね。というわけでこれをきっかけに毎号購入はやめようかと最新号は迷っています。村田沙耶香さんの読み切りがなければ迷うこともないんですが。


文學界」も一応目次チェックはしましたが、「来るべき世界の作家たち」って、最近の「新潮」や「群像」の後追いっぽい感じは否めません。まあ、文壇の「大家」の作品をチマチマ載せるよりはずっと良いのかも。たぶん他誌の真似というよりそういう紙面構成はもう駄目なんでしょう。あとは柄谷鼎談はやはり古い人間としては気になりますが、鼎談だけに立ち読みで済ませられそうですね。残り2人のメンバーの言う事には関心ないし。