『昭和以降に恋愛はない』大江麻衣

「平成以降に恋愛はない」なら何となく感じはわかるんだけど、「昭和以降」といわれても、昭和初期から明治末期は、昭和初期と後期以上に連続性があるんじゃないのと思うんでよく分からない。明治大正に恋愛があったんなら昭和初期にもあるんじゃないかという。
でもこういう考え方は詩的な理解じゃないよね。
最初の2作品はまあまあ面白いかもと思いつつ、他の作品はしかし感性としては凡庸な気がしたが。それとも言葉使いが評価されてるの? 分からんなあ。