『文學界』 2010.4 読切作品ほか

さいきん『文藝』を余りチェックしていないなあと思い、図書館に行ってみたら、過去分まるまる一年貸し出し済みで、誰かゴールデンウィークに読もうという算段でしょうか。
それならと思い、小熊英二の話題の本を一応チェックしてみましたが、やっぱり半年は廻ってこない予約数でした。ま別にジックリ読みたいわけでもないからいいんですけどね。


どこの先進国も、企業業績が回復基調なものの不景気を脱する感じは全くないので、左だろうが右だろうが、たいてい政権与党が負けちゃう展開なのですが、わが鳩山ジャパンはそれ以前に基地問題で駄目になりそうという状況ですね。どこを取っても駄目という素晴らしさです。
まあ、自民党までが基地問題で手続き云々言い出すと、お前が言うなと思いますが、小沢問題で世論の言う事に全く耳を傾けない様子を見ていると、意外と民主党は政権投げ出さないんじゃないでしょうか。たとえ参議院と逆転状況になったとしても、別に解散しなければならないという事はありませんからね。こういう所は、まだ自民党の方が自浄能力があったような気もします。


最終的には基地問題は、地位協定の見直しなどを行わなければ、解決しないでしょうね。いきなりアメリカが出て行くというのは余りに理想論的で難しそうですし。