『文學界』 2009.12 新人賞ほか読切作品

年末になると今年の3冊とか5冊とかそういう記事が新聞などに載ったりするのですが、そういうのって下期偏重気味だったりするので、ふと思いつきでじゃあ去年2008年の5作品(というか別に何作品でも良いのですが)を、気ままに挙げてみようと思って自分のここの過去の記事をざっと見ていたのですが、[面白い]と評価していながら、見事に内容を思い出せない作品がありますね。
『湖水浴』(牧田真有子)とか、『転轍機』(桜井鈴茂)とか。逆に、『クロスフェーダーの曖昧な光』(飯塚朝美)とかは、オモロないとしながら、内容はうっすら覚えていたりします。やはり新人賞作品は、それなりに注意を払って読んでいるからなのでしょうか?『射手座』上村渉なんかは、時間が許せばもう一度読んでみたいくらいです。


結論としては、記憶に残らなくてもその時点で面白かったかどうかを記録するのは、それなりに意味のあることなんだな、と思いました。文芸誌などほとんど二度読みしませんし、何よりその時点時点で面白かったかは、購入するものとして一番に問いたいからです。
とか言いながら、一ヶ月遅れで記していたりするのですが。