『文學界』 2009.4 読切作品

新しい『群像』が分厚いせいで鞄がパンパンになってしまって、手首も疲れて困ってます。
新鋭競作と海外文学特集を同じ号でやってしまうせいですね。力入っていていいのですが。新鋭の中には読んだことない、それどころか初めて見る名前もあって楽しみな反面、目を疑ってしまう名前もあったりして複雑です。


ヤフーニュースで、また、パトカーに追跡され激突死なんてのが配信されてましたけど、高校生の頃の不良仲間で、相手がパトカーなら絶対逃げる、という人がいました。
あ、不良仲間というのは注釈が必要かもしれません。シンナーとか万引きとかそういう仲間ではないです。私が行っていた高校はバイク禁止で、そのなかでバイクに隠れて乗っているというバイク仲間が数人いたわけです。
で、彼の話の続きですが、白バイ相手ならすぐ素直に止まって謝れ、とのことです。どんな細い道だろうが、すり抜けようが絶対追いつかれる、テクが全然違うのだ、と。かなり実感がこもっていました。
ま、私の場合、パトカー・白バイどころか相手が自転車で警ら中であっても逃げないですけどね。はっきり自分に向かって止まれと言われてるという場合は。だって後に不安が引きそうではないですか。交通違反の場合基本現行犯でナンバー見て後から自宅に捕まえに来るなんて事はないですけど、何か違反以外のことで捕捉されているんじゃないか、とか色々考えてしまいそうで嫌なのです。
と言いつつ、これはけっこう前の話で今思い出したのですが、朝の時間帯のバス専用レーンを検問しているときがあって、前を行く原付とか結構止められていたんだけど、さっと中央に車線変更して周りの車の影に隠れるように走ってみたら、4、5人いた警察官の誰もが運良く見てなくてそのまま走って行ってしまった事はあります。
あのときは、ちょっと不安でしたけど、もし追いかけられたら止まればいい。気付かなかったフリをしようと、そういう考えだったのですが結局何もなく、ちょっと拍子抜けしたと同時に、いち早く気付いて車線変更した自分を自分で誉めてあげたいと思いました。