『群像』 2009.2 読切作品ほか 続き

ときどき人に謝る事を知らないオバハンがいて、まあよくよく冷静に考えれば善悪の基準がそれぞれ違うだけなのだけれども、ちょっと冷静に考えるくらいでは払拭できないくらいの怒りを覚えてしまうくらい、どう考えても無神経すぎるという事があり、こんな事を人に話すと、ストレス溜まってるねとかそういう話で絶対終わるので、ここに書いてみました。
このオバハンに対する憎しみみたいなのは、自分の母親がわりと時に世間より少しばかり自分勝手な人間だったように思える事の反映でしょうか。
まあそんな、いつものようにどうでも良い話から始めてみましたが、ストレスという事で言うと、私がいちばん解放感を感じるときというのは、バイクで緩やかなカーブなんかでガツンと加速していくときですね。これは決して車では味わえません。スピード感が違うからです。車でこういう快感を味わおうとすると、即免停になります。それにしても、この加速体験といくものは、現代になって人が初めて体験する、じつはかなり貴重なものなのではないでしょうか。


文芸誌の最新号は、どれも津村、津村ですね。
ただし『すばる』を除いて。ほんとなんか独特のポジションにいますよね。やっぱこれが生き残るのかな。
『すばる』は文字が大きくなった事を除けば、表紙もなんかいい感じで。『新潮』も表紙の色だけはずいぶん垢抜けました。3月号の色使いはなかなか。『文學界』の古臭いながらも、あの動物のオブジェも楽しみ。で、『群像』は・・・・・・。