『文學界』 2009.1 読切作品ほか新連載など

自炊をある程度長いことやってると、作るものにある傾向が出てきてしまいます。
最初のころは自分でコロッケとかカツとか作っていたんですが、今は何か揚げるときでも、パン粉などいちいちつけようと思わなくなりました。パン粉なんて面倒くさいし、栄養的に意味があるのかな、と。
ミートコロッケが食いたいなら、ポテトサラダ作って炒ったひき肉をまぜれば良くて、ソースも普通に合います。トンカツ用の肉も小麦粉に塩コショウ混ぜてまぶして油多めにして焼くだけで充分。
がしかし、先日コンビニでノリ弁見たらすごく美味しそうに見えてしまって・・・。ハンバーグ弁当でもなくシャケ弁当でもない。昆布佃煮をご飯のうえに乗せ、その上にちくわと白身魚のフライ。この組み合わせはどこから生まれたのか知りませんが、たいていのノリ弁が踏襲していて、安物好きの私の身体にはその味が刻み込まれているようです。