『群像』 2009.1 読切作品ほか

ここ何年か食べ物は自炊が定着しつつあって、外食はむろん、コンビニ弁当なんて値段だけで買う気もしません。
正直なところ、当日で賞味期限切れの惣菜がスーパーで半額になっていたりすると、怠け心で買ってしまうこともあるのですが。それでも自炊をすると、とにかく作っても余るので、そんな買い食いも滅多にありません。
なぜに余るのか?うちの近所のスーパーは一個売りとかしないからです。肉にしろ野菜にしろ、売る単位が家族向けなんですよ。肉とか300グラムくらいから売るんです。魚の切り身だって3キレくらい入ってるし。それにまとめて買ったほうがどうしても安い。一本40円の人参が三本で100円なら後者を買う訳です。で、そうして買った食材を腐らせないように使わざるを得ないから、おかずが大量にできる。


まあそうやってケチケチした生活をしながら、『すばる』の最新号に奥泉光金原ひとみの名前をみてあまり考えずに買ってしまいました。半分くらいしかどうせ読む所ないのに。なんか変身したのは表紙だけかと思ったら、心なしか文字が大きくなって、スカスカした印象だし。
何やってるんでしょう、わたし。でもそう思ったのは、家に帰って財布をチェックしたときで、本屋の店頭では何も迷いませんでした。でも今は・・・。CD付けたり戯曲載せたりとあれこれ工夫しながら最近少しも面白くない『新潮』とか、買うの止めようかなとか、ちょっと微妙な段階です。