『四方田犬彦の月に吠える』四方田犬彦

3月号はたしかヤクザについて研究している外国の研究者について書いていて、この連載で初めて面白かったのだが、今月は今いろいろと話題の映画『靖国』について。
この映画の内容について四方田氏はその殆どを説明してくれていて、まあ中国人監督の思いとか伝わってくるものがあるのは確かだが、実際見なくてもこの説明だけで十分なような気がしてきた。もともと映画って退屈なメディアだしね。
四方田氏もこの映画だけでコラムのページを埋めることは流石に不可能だったのか、後半は別の芸術家の話を書いていて、印象としては四方田氏はこちらの話がしたかったのかな、という感じ。しかし私は全く関心持てず。