『神器―浪漫的な航海の記録―』奥泉 光

独自の作戦が明らかになるまでも長かったが、明らかになってからも長い。まだ本格的には出帆していないんだもの。
こちらは高村作品とは逆になんか通俗風味が増してきていて、現代とはもうちょっと異質な、あの頃らしさが出てきてもいいんじゃないかと思うんだけど。