2008-07-29から1日間の記事一覧

『夜の鳥』緒形圭子

これといって特徴のない、数ヶ月経ったらまず間違いなく内容を忘れてしまうであろう作品。逆にいえば、取り立てて悪く言う点もない、という。結局DVがあったのかどうかをハッキリさせず仄めかしで終わらせている所とか、弟の眼が変わったとか如何にも純文学…

『terra』川上弘美

勝手に地球のことかと思っていたら、寺の事だったのか?しかしだったら”tera”になるはずでよく分からない。まいずれにせよ、この人への私の評価は不変。あんまり面白くない。 基本的に先ず思うのは、この作家切実に書きたいことが無いんだろうなあ、というこ…

『新潮』 2008.8 読切作品

電装系のトラブルでバイクをバイク屋さんに預けたら、ブレーキとかクラッチの遊びとか色んなところがメンテされていて感激でした。こういうところが個人ディーラの捨てがたいとこなんですよね。量販系のパーツ屋には絶対無理。