2008-03-26から1日間の記事一覧

『ゼロの王国』鹿島田真希

新潮の平野作品が終わってしまったので、今いちばん面白い作品がこれ、という事になる。 導入と終わりの読者に向けて語るスタイルも、いかにも近代小説っぽくて面白いし、ほとんど会話だけからなるその内容がまるで漫才のように楽しめる。今月号では吉田青年…

『群像』 2008.4 連載作品その1

はてなダイアリーで、個人の書評サイトで「つまらない」とか書く意味あるか無いかが話題になっていたようですが、これに否定的な意見として、読者にとって意味のあるなしではなく書評している人にとって意味あればいいじゃないの、というのがありました。 ほ…