『すばる』 2011.11 すばる文学賞ほか読切作品など

昔から立ちくらみをよく起こしていたのですが、さいきん立ったままくらむときがあります。


なんかハシシタ人気に恐れをなして、自民党も解散したい気持ちが薄らいできたのか、選挙しばらくなさそうですね。
といってもいままで選挙にいったことは一回しかなくて、例のコイズミ郵政のとき、ささやかな抵抗のつもりで自民党以外に投票しに行ったのですが(ちなみに小選挙区はどうせ死に票かなと思って適当に入れましたが比例は共産党にしました)、もし今後行く機会があったとして、この党にだけは、あるいはこの党と協力関係にあるとこには入れたくないとう党があります。
なぜかというと、たまたまつけたNHKの日曜討論かなんかでの発言に頭きただけなんですが。
いやそのころ、年金支給額のの物価連動が話題になっていて、こんなもん物価に連動する以外にねえだろ、と思って漫然と家事しながら流していたのですが、自民党公明党が例によって選挙に熱心なお年寄り目当てで、システムとして物価連動がきまっていたのを無理矢理据え置いたのが、いまとなっては負担となっていて、でその事を問われたその宗教団体出自の政党の政策担当者的存在の議員がですね、「デフレだから年金を下げるっていうのはおかしい、年金額はそのままでデフレを是正すればいいんだ」みたいなことを言ってわたくしは唖然としたわけです。
人為的にどうにもなる支給額の決定とグローバル経済のなかで発生して人為的にコントロールするのが非常に困難なデフレを一緒くたにするのもさることながら、主従の取り違えぶりがひどすぎます。
「デフレが是正できるもんならとっくに誰かやってるだろーよ。つーか、業績落ち込んだからボーナス減らしますっていう企業があったとしてそこの従業員が、ボーナス減らすのは間違っているボーナスに見合うぶん業績を上げればいいじゃないか、とかいったら相手にされるかよ」と頭のなかで叫んだことでした。