『群像』 2011.11 読切作品

パンパンに身が詰まったようなカマスが安く売られていたのでゲットして捌いたら、胃の中にワカサギ(湖とかで穴くりぬいて釣る奴)くらいの大きさのイワシのような魚が数尾出てきました。ちょっと溶けかかっていてヌルヌルでした。ニシンとかタラとかなら多分そういう覚悟が予めあるので驚かないんでしょうが、ちょっとビビリました。


一ヶ月放置したのは余り記憶にないのですが、ブログというものはたいていこのようにして更新が停止していくのでしょう。最初のうちは毎日書いたり、書かなくても反応気になってアクセスしたりするんですよね。
私は「たいてい」にあまり当てはまらない面があるので、この先どうなるかはさっぱり分かりません。
ちなみに別段、文学に情熱がなくなったわけではありません。それどころか、WOWOWでサマソニのダイジェストとかずーっと流してもどのバンドにも何一つ面白みを感じなかったのに比べれば、文学はまだまだ全然遥かに面白いです。(これでも昔はロッキングオンを毎月買ったり、ミュージックマガジンとかBMRとかクロスビートとかを立ち読みしたりしていたんですが。)
しかしロックとかブラックミュージック、下火になったとはいえ、まだまだすごいです。あれだけ人が入れば立派なもんで、やってる人も売ってる人もぜいたく言ってはいけません、と言いたくもなります。なかには、もう殆ど革新性も進歩もハナっから放棄して、歌舞伎や落語のような伝統芸能っぽくなっってるブルース・ロックバンドみたいなのもありましたからね(そこまでしなくてもいいのに細いズボンにエリはだけて服装までコピーですよ)。ブルース系のロックならまだ音的に嫌いではないのでまだいいんですが、ネオアコっぽいポップ・ロックとなるとこれはもう・・・・・・。


でも不思議です。どれもこれも進歩ねーなあとサマソニダイジェスト見てるくせに、これがジャズとなると、最近は70年代マイルスとか音楽的な進歩度合いの恐ろしく高いものより、スタン・ゲッツとかアート・ファーマーとか、ソニー・クラーク好んで聴いてるんですから。