『群像』 2010.10 読切作品

群像については、書いていなかった言い訳はできません、毎号買ってますから。
やはり仕事が変わったというのと、この先自分も残された時間が少ないかもと思い始めて、なんでそう思い始めたのかは今となっては不明なのですが、とにかくジャズで今まで未聴だったものを聴いてやろうと。
で、ジャズって音楽は何度も馴染んでしまった盤なら流しっぱなしで本読んでも良いんですが、未聴のものの良し悪しを判断するためには、「ながら」じゃ駄目なのです。
むしろジャズのような歌詞のない音楽の方がBGM的と世間では思われているかもしれないですが、推理小説とかならまだしも、純文学などは集中して読まないと分からない記述も多く、そうなると耳が疎かになります。


ところで未だに謎なのは、なぜジャズは飽きないのかということ。学生時代に聴いたバド・パウエルのカセットとか、未だに持っているという。同時期に聴いていたプリンスとかUKロックのCDとか、みんな売ってしまったのに(だって、持っていても聴かない)。
しかしカセットに対応したハードウェアの中古の良品がここ5年くらいで、めっきり少なくなりましたね。美術品の値段とかも影響受けると聞きますが、コレクター的世界も不況に侵されているんでしょうか。