『文學界』 2010.10 読切作品

このブログは放っておきながら、先日久々に東京競馬場にお邪魔しました。
台風で土曜日中止になったぶんの代替開催が月曜日となって、普通のウィークデイですから、結構ガラガラの状態で楽しめるかと思って、それで行ったんですが、なな、なんでこんなに人がいるの?という感じでした。失業率の増加と関係あるのでしょうか、日曜開催からくらべれば半分以下とも思えますが、ふだんの土曜日と比べて8割近くは入っていたのではないでしょうか。
三連単がボロボロなので、ならばワイド2点で勝負やと経て目くらったりして結果はさんざんでしたが、結構軸馬を見る目は衰えていなくて、感触は悪くありませんでした。
出版社が息絶えて、純文学雑誌が亡びても、競馬があればいいかな。


ま、そういうわけで仕事変わってからというもの、気分転換ばかりしていて、余り読めていないのですが、読んだものから細々書いていきます。


というわけで、文學界の10月号、九月七日に発売になったものを今頃書くんですが、原因は図書館で借りているので貸し出し開始が一ヶ月遅れになることと、借りている人がいると更に遅れること。


で、中島京子さん監修の世界の作家特集みたいのは、じっくり読めば面白そうでしたが未読。椎名誠の自伝的小説はダラダラ読む分には面白いところもあったけど、感想書くまでのものではなく、連載も島田雅彦のはもう今号で読むのを止めようかと。柄谷の鼎談も他の二人が興奮するほど柄谷の新説が現実をキャッチアップしているとは今一思えず。