『文學界』 2010.1 読切作品ほか

小沢問題でメディアは揺れていますが、過去の政治家のスキャンダルのときと比べて少し冷静な気がするのは私だけでしょうか?
鳩山問題のときもそうでしたけど、民主党支持がこれでガタガタ落ちるという事もなさそうで、という事は、逆にいえば、もう小沢とか民主党に必要ないんじゃないでしょうか?
こないだの選挙でも小沢の功績が強かったみたいな事がしきりに言われましたけど、恐らくそんな事はないのでしょう。やはり世間の空気は反自民という事であって、誰が民主党を主導しても、そこそこ勝てたんじゃないか?
それに小沢という人は、政策にこれといった持論があるようにも思えません。むかしはネオリベな事ばかり言っていたのに、あっさり最近は弱者救済で、芯がない。たんなる分配型の人でしょう、昔ながらの。まあ政治家の役割なんて8割がたそれなんだといってしまえばそうなのですが。


先日週に一度か二度利用する道路が、最近にしては割りと渋滞していたので、おおいくらか景気回復の兆しでもあるのかと思ったら、その先にあるファミレスのびっくりドンキーがやたら人を集めていたのでした。昔のイメージなら、不味くはないけど、あれほど並ぶような店ではなかった筈なのに、なんかあったのでしょうか?


今日は『文學界』についてなのですが、最近この雑誌について意気消沈しがちなのは、この間書いたことではなく、実はこの新年号の執筆メンバーを見たときからです。この新鮮味の無さはいったい何なんだという。