『フィルムノワール/黒色影片』矢作俊彦

もうこの人がこういうもの書くと完成されているから、何も書くことないよな。町田、相模原のあたりの外国人が多く住む町を舞台にするあたりも、きちんと現実をキャッチアップしてる感があるし、以前あの頃仲間として対談した内田なんとかさんや高橋源一郎なんかより余程視線がマルキストだと言っても良いくらい。