「戦争と日本の作家」ドナルド・キーン×平野啓一郎

この対談は、ほんとうの意味で面白く、買った直後とあわせ、2回読んでしまった。
とくに安部公房がチーズ食べて「これは、日本人でも喜ぶだろう」と言って、それにキーンが驚いたというエピソードが面白い。ついスルーしてしまいがちだが、自らを亡命者とした安部氏にしてこの発言はないだろうというキーンはよく考えれば全く正しいのだ。