すばる文学賞 2編

最近不況をめぐっての暗い気持ちにさせるニュースばかりの中で、同じく不況を原因としていながら痛快だったニュースといえば、ホンダF1撤退です。
といっても別にホンダというメーカーになんの含みもありません。いやむしろオートバイ4メーカー全て乗った経験があるものとして確実に言えるのは、ホンダのバイクが一番作りがしっかりしている事です。細部の作りがなんか違うのですよ。4輪はなぜかめぐり合わせでホンダだけ乗ったことが無いのですが。ちなみに、4輪のなかで一番乗りやすかったのはスバル、次がマツダ。日産がいちばん苦手な感じでした。
話がそれましたが、私は、ホンダのF1撤退で「え〜なんで・・・」と日本党ナショナリストが残念に思うであろう事が嬉しくて仕方ないのです。ザマーミロと。


ところでこれはついでですが、文芸誌の新年号が出揃いまして、『新潮』と『すばる』がなんかハデになってます。しかし中身はあんまり変わってません。変わり映えのしない『群像』『文學界』のほうが、目次を見る限りではかなり楽しみ。
松浦理英子津村記久子の対談をさっそく目を通しましたが、まさかこの二人がロッキンオンの話で交歓を深めるとは。私もロック(洋楽)を聴くことが特別であった時代には、毎月1日(ROの発売日)が楽しみな人間だったので感慨深いです。その後私はブルースとかJB、アイズレー、スライなど古い黒人音楽に関心が移ってしまい、津村さんが熱心に読んでいる頃とは余り重なってないのですが。
あ、あと蓮実重彦がなんか元気です。