『文學界』 2008.2 受賞第一作

たまたま連載の話の流れを確認したくて、過去の文學界に目を通していたのですが、このあいだの1月号の福岡伸一とかいう人のエッセイがすごくつまらないのですよ。つまらないというか、何が言いたいのか分からん箇所が多数。
もしかしたら『文學界』向けということで、高級そうな文章にしようとしたのかもしれませんが何かイヤですね。理系の人が文系的なことに口を出すとロクでもないものが出てくるというイメージが私の中で強化されちゃいました。それに、確かこの人の単行本がいろんな文学者の推薦文句と共に広告されていた覚えがあるのですが、このエッセイのおかげで全く読む気がしなくなりました。逆効果ですね、なんか。