『文學界』 2008.1新年号 読切作品

この間地上波見ないような事書きましたが、ネットが普及するまえは年末年始といえばTVがけっこうな娯楽で(世間的にも私的にも)、この時期になると、ザテレビジョン年末年始特大号とかCMが頻繁に流されてましたけど最近はどうなんでしょうか。
よく趣味が多様化したのでTVとか見なくなったような事が聞かれますが、近所付き合いがなくなったのに加え、労働時間のずれなどによって家族皆が一度に集まるような機会も減ったというのは、ありそうな気がします。大勢の人が居間に会してたりすると、場のつなぎとしてTVってなんとなく点けられる事が多かったと思うんですよね。
で、そんなこんなでTVの視聴率が全体として下降すると、制作費も減るのかどうか内容のつまらなさも増して、スパイラル的にTVが見られなくなってしまうと。ほんとたまに見ると、TVって昔からこんなにつまらなかったっけって思いますもの。他の趣味の魅力が増大したので相対的に魅力が減じて見えるということ以上に、TVがつまらなくなっている事はほぼ間違いないのではないでしょうか。
ちなみに私が一番嫌いなのは主婦向けのワイドショーではなくて、海外から番組を買ってきて、それの面白いシーンをつまみ食いして流して、タレントがスタジオで感想を言うような番組。コメントのためだけにタレント使うのってどういう意味があるのかさっぱり分かりません。