『すばる』2012.5〜2013.3まとめて

かれこれ何年も(相手がいる)性行為していないのですが、最近股間が痒いです。


原発事故など無かったかのようなクソ安倍のスピーチで東京開催が決まってしまいましたが、さいきん、反原発活動のことも滅多に新聞に乗らなくなり、数年前にくらべ無かったかのような雰囲気になってますね(ネットの世界がどうかは知りません)。
まえに中村(下の名前忘れた)氏の小説の主人公が、電気を使っていたおれらにも責任があるだって?冗談じゃねえみたいなことを言っていて、こおゆうバカをバカにしてストレス発散だったんですが、事故のことがこれだけ早く忘れられてしまうのが示しているのは、多くの人にとって原発事故は被害者として対峙するまでのものではなかったということ。結局それほど痛めつけられてないのであれば、そりゃすぐに忘れます。戦争の記憶といっしょ。(戦争の記憶といえば、そういえば高橋源一郎が、あの悪名高き、いや悪名高いのは私の中だけですが、アサヒの論壇時評で、どっかの社会学者がもう戦争の記憶ではなくて豊かな戦後の記憶をベースにしようよっていったのに感心していましたが、痛めつけた方が自分だけさっさと忘れて痛めつけられた方にそんなこと言えないのは自明です。)今は肝心の識者の多くが、惨状を福島の人が訴えても、都市住民に向けるべきその矢印を東電や国のほうに向けるだけで済ませるもんだから、大衆も右へ習へです。楽な方へ楽な方へ。
分かりやすい敵を作ることで本来責めてしかるべき大衆だの市民だのを免罪し決して世の中を変えないようにしてしまう・・・・・・。こんなふうに、さいきん、リベラル的言説の負の側面というか、それが、この世の中で安定的な暮らしを築いた人のための装置かなんかのように働いているのが、妙に頭に来ます。


それはともかく、メイウェザー戦。確かにあのディフェンス能力だけでも見るに値するでしょうけど、うーん、階級あげればダウンさせにくくなるのは当たり前で、何階級制覇したかどうかに価値置くのもはや再考されていいのでは?。