『福永武彦戦後日記』

福永武彦が戦後すぐの駐留軍があちこちいる光景のなかで、「ニグロ」と、いかにも異人を気色悪いものとして書いているのが面白い。しかし当時の感覚であればこんなものだろうし、責められない。
あとは発見の経緯がなかなか面白かったが、日記のほかの部分はとくにこれといった感想もなく。