文芸誌各誌5月号について
『新潮』『群像』は買ってきました。
平野啓一郎の連載だけは、買ったその日に読みました。
保坂の連載が載ってます。なんか延々と書きそうな勢いで、少しも終わる気配が無いのがつらいところです。
『群像』は侃侃諤諤と中原昌也のエッセイを読みました。いつも侃侃諤諤から読んでしまうのはヘンでしょうか?
中原昌也が石原都知事と島田雅彦(たぶん)と池袋ウエストゲートの人(たぶん)の悪口を書いてます。これが芸というやつでしょうか。みんなが期待するものを分かってらっしゃる。ただ、もうひとりのAで始まる人は誰の事か分かりませんでした。
『文學界』。小説は、玄侑宗久、佐川光晴、寺坂小迪、花村萬月。
それなりに読ませそうなラインアップ。佐川さんは四半期に一回はどっかの文芸誌に書いている気がしますね。
立ち読みして買うの決めますが、たぶん後日図書館で借りることになるでしょう。
『すばる』。星野智幸、朝倉祐弥、崎山多美。
ネットでプロフィールとか見ると、志高そうな人ばかりで、本屋でめくってみる価値はありそう。
なんか外国の作家?の『パレスチナの朝』という小説?も連載されるらしい。これも志高いというか・・・。
『すばる』は第三世界が好きというか、脱中心化を基調にしているというか、そんな感じの作りですよね、いつも。
そういう姿勢自体は好ましいのですが、いかんせん、連載が魅力ないのであります。
奥泉さんの日本ジャズ列伝(みたいな題名のやつ)はどこへいったんでしょう?