その他書評

川上弘美の『真鶴』についての書評あり。
久々に川上の文章を書評者の引用で読んだが、ほんの少しの引用を読んだだけで、以前に川上の文章を読んだときの気持ちの悪さが蘇る。
川上の文章は気持ちが悪い。リズムが全く合わないのだ。
へんなりズムで句点を入れたりしてすごい違和感がある。書き手の美意識を見せつけられているような感じ。
実際この人は、書きたいものがあるというより、文章を美しく綴りたい、それだけで書いているような感じが付きまとう。

 ※2007.4.13改稿