『新潮』 2009.10 読切作品 及び 2009.11 新潮新人賞

新潮の10月号については殆ど書くことがないので、次の号の新人賞の話ですが、選考委員に提示する5作を揃えるだけでも大変という昨今の不作振りが前回暴露されたにも関わらず、今回受賞作が2作品ありまして、一つ目の作品が素晴らしい。
で、おお、これは水準低しと思って新潮に骨のある応募作品が廻ってきたのかなと次の作品を読んだら、?で、もし片方の作品がなくてこれだけが受賞なんてなってたら何だいつもの新潮新人賞であって、状況あまり変わってないようですね。
自分が評価して欲しい選考委員目当ての応募みたいなのもありそうなので、選考委員が変わる次回は、少しは変わるんでしょうか。